森のマルシェきころは
「木」の「心(こころ)」
「喜」の「心(こころ)」
「生」の「心(こころ)」
「着」の「心(こころ)」
「希」の「心(こころ)」
そんな想いをこめて浜松市天竜区に設立した森のマルシェ「きころ」です。食の販売のみならず、地域のコミニュテイ形成を図る地域の情報発信を有した施設です。

〒431-3314 浜松市天竜区
二俣町二俣1266-1

営業時間:10:00~18:30
定休日:水曜日と第2火曜日

053-589-3737

天竜の地域活性コミュニティ施設

営業時間:10:00~18:30
定休日:水曜日と第2火曜日

オープン
クローズ

Kicoro きころ企業組合

森のマルシェ【きころ】開店への想い

2022.01.30

森のマルシェ【きころ】開店への想い


森のマルシェ【きころ】いよいよオープンします。


皆様こんにちは。イケダヤ社長、池田勝臣です。
令和4年2月25日、いよいよ新しいお店「森のマルシェきころ」がオープン致します。

始まりに際して、
「なぜ私たちはこの地で頑張りたかったか!」
の想いを正直に伝えさせて下さい。
少し長くなりますがお付き合いいただければと思います。

 
創業115年

イケダヤはここ天竜二俣で、明治40年(1907年)池田屋呉服店として創業いたしました。

以来115年、地域の衣料品店として続けてこられたのも、支えてくれた地域の皆さまからの本当に温かいご愛顧があったおかげです。心より感謝申しあげます。ありがとうございます。


横町のお店(大正ころ)

お店は天竜区二俣の横町、城下、仲町(天竜ファミリータウン)、旭町(テピア)と場所と装いを変えながら、ここ天竜での商いを継続させて頂いておりました。

ところが16年前(2006年)のテピア全館閉店、3年半前(2018年)の天竜ファミリータウン1階食品スーパーさんの閉店とあいつぐ閉店により近年は地域の皆様には多大なご不便ご心配をお掛けしました。

また、天竜ファミリータウン2階、イケダヤタウン店の衣料品の商いも、世の中の流れ、自身の力不足により、ゆっくりではありますが、年々厳しくなっている状況でした。


ショッピングセンター「テピア」令和3年解体



天竜ファミリータウン 


そんな中、ほぼ毎日お店に寄って下さるお客様や、何十年も電車とバスで寄って下さるお客様がいてくれたことは、うれしい限りでした。


 
大きな壁

天竜ファミリータウン1階食品スーパーさんの後に何とか別テナントさんに入ってもらいたく、数十社にお声がけしましたが、皆さん一様に、「人口が少ない・建物古い・駐車場が少ない」という理由で、残念ながらすべて断られてしまいました。

その頃私もスタッフも、特に車で買い物に行けないお客様から「食品が買えるところが無くて困ってる」というお声を沢山頂きました。
100均コーナーで多少食品を増やす程度しかできず、お客様の期待に添えない歯がゆさと、「これはどうしようもない。誰のせいでもない。あきらめるしかない。」と自分自身で納得させる感情と、もう一方で「この先、天竜ファミリータウンの先が全く見通せずどうなってしまうのか?」不安と恐怖も見え隠れしておりました。


 
転機

転機はその約一年後、仲間の魚屋とし君から、「刺し身などの移動販売を始めてみたい」と相談がありました。
彼は元々、閉店したスーパーさんの魚売場担当で、また地元出身ということもあり、近所の方から「あんたの刺し身が食べたい!」という声に応えたいと、彼と奥さんが本業で忙しい中、週に1日3時間、天竜ファミリータウン店頭で移動販売をやってくれることになりました。


そしてその初日、ビックリな光景がお店の前にありました。まだ14時開始の30分前だというのに、100人近くのお客様が待っていてくれたのです。

しかもほぼ事前宣伝もせずにです。天竜の皆さんが移動販売の情報を伝え合ってくださらなければこんなことは起きないとその光景に胸を熱くした私でした。


初めての魚屋とし移動販売(令和元年)

久しぶりにお店が賑わい、何よりお客様みんなが笑顔で楽しそうでとっても元気なんです。

もちろん久しぶりの、とし君のお刺身、生鮮品が目の前に並んでいることだけでなく、近所のお友達や知り合いと楽しそうに会話している姿、何ともほのぼのした日常の姿、物の豊かさだけでなく心の豊かさを僅かでも届けられたことがうれしく商い冥利につきました。

更にお手伝いしている際中、お客様が悦びと安堵した顔で「私、刺し身一年ぶりだよ」と私に喜びを伝えてくれました。
こんなに便利になった世の中なのに、あたりまえである日常の悦びや幸せが手に届かない・・・このことが商いの根本を今一度考えるきっかけでした。

 
生まれ変わる

「目の前で困っている人がいる。そして心から喜んでくれた。しかもここ天竜二俣は創業の地、先代たちが愛し続けたとっても大切な場所。今、私たちが出来ることをやることで地元の人の笑顔・元気・幸せにつながれば、こんなにうれしいことはない!この地で頑張り続けることは、とても意味があることだ」と思い、何とかしたいと考えはじめました。


そうして、令和3年1月末「天竜ファミリータウン」が48年の歴史に幕を下ろしました。
最終日には「あのすべり台をもう一度滑りに来た」というお客様も大勢いて、名残惜しさと次への期待の中閉店いたしました。
転機となった魚屋移動販売開始から約2年半、改装計画から新築計画へと変わり、令和4年2月25日、いよいよ新しいお店「森のマルシェきころ」の物語が始まります。


思い出のあのすべり台



完成間近のきころ すべり台も一部残ります!


 
イケダヤタウン店の今後

建物は無理の無いよう前よりかなり小さくなりましたが、その分ゆったりした駐車スペースと屋外でのイベントスペースが出来ました。
1階は生産者、売り手の顔をしっかりと見せる食品マルシェ、2階はひとまずは催事場や休憩場として使います。


2階にイケダヤの衣料品が入ると思っていたお客様にはご期待に添えずに本当に申し訳ありません。

随分悩みましたが、1年間続けた仮店舗(商店街斜め前)でこれからもイケダヤタウン店として馴染みのスタッフと共に衣料品店を続けさせて頂きます。どうぞよろしくお願いします。

イケダヤタウン店と森のマルシェきころ、行き来してお買い物を楽しんでください!


 
心より感謝いたします

本当に大勢の皆さまに支えられて迎えることが出来ました。
長年ご愛顧頂くお客様、仮店舗(二俣・あつみ)から応援下さったお客様、相談にのって頂いた行政・金融・お取引先の皆様、背中を押してくれた先輩・同級生・仲間、そばで支え続けてくれたスタッフ、心の支えとなった先人の魂、そしてどんな時も温かく寄り添ってくれる家族。
皆様からのあふれる愛に心より感謝を伝えさせてください。ありがとうございます。

正直、私たちきころのスタッフは食品販売に関しては素人ばかりの集まりで、至らぬ点が多々あると思います。
ご期待に添えるお店にはまだほど遠い状態でのオープンかもしれません。
ただ、天竜の皆様を想う心は誰に恥じることなく強く持ち「森のマルシェきころ」を始めることを皆様にどうしても伝えておきたかったのです。
ぜひお気づきの点がありましたら、おもいっきり厳しく叱って下さい。そしてどうぞ温かく導いて下さい。

イケダヤの社是・信条である『愛』のもと、愛あふれるお店から皆様の暮らしが心豊かになるよう、毎日一歩一歩これからも皆様に応援頂けるお店にしていくため一生懸命頑張ります。
どうぞこの場所がこれからも末永く、皆様の楽しく温かい憩いの場となりますように。
敬具




森のマルシェきころスタッフ



イケダヤ本部スタッフ




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